フロントエンドツールViteを使用したWebフレームワークAstroの開発チームは、「Astro 4.0」の最初のベータ版を、11月27日(現地時間)にリリースした。
Astro 4.0は、Viteの最新バージョンに追従すべくリリースされており、最新のVite 5.0が収録されている。Vite 5.0は小規模なメジャーアップグレードであり、ほとんどのプロジェクトは最小限のコード変更のみでAstro 4.0にアップグレードできる。
あわせてAstro 4.0では、ここ数カ月間取り組んできた新機能の一部を、今後安定版としてリリースしていくことを予定している。
そのほか、<ViewTransitions />ルータ内に新たなイベントを追加するとともに、ユーザーがリンクをクリックし始めた際、リンクを解放する前にプリフェッチが実行されるよう変更可能になった、Astro 3.6もリリースされた。
<ViewTransitions />には、新しいページのコンテンツがロードされる準備ステップの直前に実行されるastro:before-preparation、コンテンツがロードされた後に実行され、ローディングスピナーを停止するために使えるastro:after-preparation、古いページのコンテンツが新しいページのコンテンツに置き換えられるswapステップの直前に実行されるastro:before-swapの、3つのイベントが追加されている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です