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IBMとMeta、透明性の高いAI活用を目指す国際コミュニティ「AI Alliance」を発足、東京大学やソニーが参加

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 IBMとMetaは、世界中の産業界、スタートアップ、研究機関など50以上のメンバーが参画する「AI Alliance」の発足を、12月6日に発表した。本コミュニティは、AIのオープン・イノベーションとオープン・サイエンスを支援し、オープンで透明性の高いAIイノベーションの機会を創出することを目的としている。

 「AI Alliance」は、「科学的厳密性」「信頼性」「安全性」「セキュリティー」「多様性」「経済競争力」を確保しながら、オープンなコミュニティーを育成し、AIイノベーションの加速を目指す。また、世界中の研究者や開発者のニーズに合致したソリューションを共有・開発するためのプラットフォームを提供する。

 日本からは、東京大学、慶應義塾大学、Sakana AI、SB Intuitions、ソニーグループの5つの組織が設立メンバーとして参画する。

 本コミュニティでは、以下のプロジェクトを開始する予定。

  • 世界規模でAIシステムの責任ある開発と利用を可能にする、ベンチマークや評価基準、ツール、その他のリソースの開発と展開。
  • 多様なモダリティを持つオープンな基盤モデルの責任ある推進。
  • 活気あるAIハードウェア・アクセラレーター・エコシステムの育成。
  • グローバルなAIのスキル構築や探索的研究の支援。
  • AIの利点やリスク、ソリューション、精密な規制について、一般市民や政策立案者に情報を提供するための教育コンテンツやリソースの開発。
  • AIのユースケースを探求するイベントを開催し、AI Allianceのメンバーが、どのようにAIのオープン・テクノロジーを活用しているかを紹介する。
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