PagerDutyは、「PagerDuty Operations Cloud」の自動化支援に新たに加わる生成AI機能として「PagerDuty Copilot」の追加を12月18日に発表した。
「PagerDuty Operations Cloud」は、AIOpsや自動化を組み入れることでインシデント対応を行いやすくするプラットフォーム。今回の発表で、Slackベースの生成AI支援機能「PagerDuty Copilot」が追加され、インシデントライフサイクル全体における実用的なインサイトが提供される。
「PagerDuty Copilot」は、ポストモーテム(事後分析)から自動化ジョブの作成に至るまでをサポートすることで、頻発しかつ手間のかかる業務による負担を軽減する。直感的なインターフェースを実現することで、同機能が管理するクリティカルな業務を、専門家でなくとも扱えるようになる。これにより、AIと自動化の効果が最大限に引き出され、デジタル企業特有の複雑なシステム運用が効率的に管理できるようになる。
また同機能は、問題に関するコンテキストを提供するだけでなく、要因の特定や問題の切り分け、修復パスの提案を行い、迅速な問題解決を可能にする。現在ベータ版に登録することで利用できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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