Stability AIは、コーディング用LLM「Stable Code 3B」を1月17日に発表した。先にリリースされた「Stable Code Alpha 3B」に続くもので、Stable Codeの最初の大規模リリースとなった。
「Stable Code 3B」は、「CodeLLaMA 7b」と比べて60%小型化されており、プログラミング言語全体において同様のハイレベルなパフォーマンスを発揮する。4兆トークンの自然言語データでトレーニングされた既存の「Stable LM 3B」の基礎モデルをベースに、コードを含むソフトウェアエンジニアリング固有のデータでさらにトレーニングされている。
そのためコンパクトなサイズとなっており、専用GPUを搭載していない一般的なノートパソコンでも、エッジ上でプライベートなリアルタイム実行が可能。加えて、同モデルはFIM(Fill in the Middle)機能のサポートやコンテキストサイズの拡張など、多言語にわたってより多くの機能と大幅に向上したパフォーマンスを提供する。
「Stable Code 3B」を商用利用するには、Stability AI メンバーシップへの登録が必要となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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