経済産業省は、生成AIの開発力を強化していくため、基盤モデルの開発に必要な計算資源に関する支援や関係者間の連携を促すプロジェクト「GENIAC」を開始することを2月2日に発表した。
経済産業省は、国内の生成AIの開発力強化を目的とし、「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」と称し、生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供支援や、関係者間の連携促進、対外発信などを実施するプロジェクトを開始した。
基盤モデルを開発する上では、計算資源の確保が大きな課題となる。NEDOが実施する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」を活用し、計算資源の確保と利用料補助という形で支援していく。
また、開発者同士がネットワークを広め、知見を共有し合うとともに、生成AIの利活用を促進するため、海外有識者を招いたセミナーや、開発者ネットワーキングイベント、開発者・利用者のマッチングイベントなどを順次実施予定。加えて、特設サイトを立ち上げ、「GENIAC」の活動を継続的に周知していくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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