SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

富士通とAWSがグローバルパートナーシップを拡大、クラウドにおけるレガシーシステムのモダナイゼーション加速へ

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 富士通とAmazon Web Services(AWS)は3月18日、レガシーシステムのモダナイゼーションの加速に向けてグローバルパートナーシップを拡大し、「Modernization Acceleration Joint Initiative(モダナイゼーション・アクセラレーション・ジョイント・イニシアティブ)」として4月1日より取り組みを開始することを発表した。

 この協業において、両社は、メインフレームやUNIXサーバ上で稼働する基幹システムのアセスメントから移行、モダナイゼーションまでの一貫した支援を提供する。富士通が生産管理や販売物流などのシステム構築で培ってきたシステムインテグレーション技術と、AWSのクラウドテクノロジーのビジネス活用経験を融合し、AWSのクラウドサービスを活用しながらイノベーションを支援する。

 加えて両社は、富士通製メインフレーム「GS21 シリーズ」を利用している企業向けに、メインフレームのモダナイゼーションを実現する開発ツール「AWS Mainframe Modernization」を最適化した。リファクタリングソリューション「AWS Blu Age」を、AWSプロフェッショナルサービスのもとで活用することで、「COBOL」「PL/I(ピーエルワン)」などのレガシーなプログラム言語を自動的にJavaに変換する。

 また富士通は、モダナイゼーション後も企業がビジネスに注力できるよう、「Fujitsu Uvance」の「Hybrid IT」におけるクラウドの運用最適化を支援する「Fujitsu Cloud Managed Service」を提供する。

 本協業では、最初に「GS21シリーズ」を利用している企業を対象とし、順次その他の富士通製UNIXサーバや他社製メインフレームにもサポート範囲を広げる。2029年までには欧州、北米、アジアなどの地域で40団体の支援を行うとしている。

 さらに、将来的にはAIを活用したレガシーシステムのモダナイゼーションにも取り組む予定。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/19250 2024/03/22 10:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング