日本オラクルは、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management(EPM)」の新たなソリューションである「Oracle Cloud EPM for Sustainability」を、4月8日に発表した。
「Oracle Cloud EPM for Sustainability」は、サステナビリティへの取り組みを効率的に測定、管理できるよう支援するソリューションで、組織全体のデータ、計画、目標を結び付け、成果を最適化するために複数のシナリオをモデル化することによって、経営層にとってサステナビリティに対する目標を達成するのに必要となる、インサイトが得られる。
直接接続とファイルベースのアップロードによって、異なるデータソースを統合してInternational Financial Reporting(FRS)や、Global Reporting Initiative(GRI)の基準を満たすことができる。また、組み込みのシナリオモデリング機能によって、シナリオを無制限に同時実行して最適な方向性を決定することが可能になる。
組み込みのパターン認識機能は、異常や差異に関する自動アラートを提供し、フィルタリング、ソート、可視化のためのセルフサービス機能によって、セキュアな方法でデータを掘り下げられる。また、専用のダッシュボードと自動分析を用意しており、進捗状況を監視してタイムリーに是正措置を講じることができる。
プレディクティブプランニングは、組織が将来の業績を予測・検証することを可能にするとともに、組み込みのAIと機械学習によって継続的に計画を改善できる。
さらに、ナラティブレポーティング機能によって関連するレポーティング基準にデータを準拠させられるほか、すべての主要な利害関係者と共有するための文脈に沿った詳細なレポートを作成可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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