ローカル環境からコンテナやKubernetesをシームレスに操作できるようにする、オープンソースのGUIツールであるPodman Desktopの開発チームは、最新バージョンとなる「Podman Desktop 1.9」を4月5日(現地時間)にリリースしている。
今回、リリースされたPodman Desktop 1.9では、イメージまたはコンテナのtarアーカイブでの保存/復元が可能になった。また、KubernetesにおいてPodのターミナルに接続できるようになっている。
さらに、navigation APIへのnavigateToAuthenticationメソッドの追加や、extension APIのextensionContextにおけるシークレットの取り扱いの追加、認証セッションリクエストのみを備えた認証プロバイダサインインボタンの追加、WebViewにおけるrevealのサポートが行われるなど、数多くの機能追加・改善が行われた。
そのほか、デーモンレスのコンテナエンジンであるPodman 5.0.1がリリースされ、macOSにおいてQEMUに代わってApple Hypervisorが使われるようになったことから、パフォーマンスが向上する一方で、従来バージョンであるPodman 4.xに準拠していない変更が加えられている。また、Podman 4.9.4ではWindowsとmacOSの両方のインストーラが利用可能になった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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