AGESTは、同社のグループ会社であるLOGIGEAR CORPORATIONが開発したソフトウェアテスト自動化ツール「TestArchitect」に、AGESTがこれまで培ってきたテスト知見を掛け合わせて、さまざまなデバイスや環境に対応したテスト自動化サービス「TA for Series」を拡充することを、4月24日に発表した。
「TA for Series」のサービス拡充にあたっては、2023年夏にリリースした「TA for Mobile」に続いて、新たに「TA for WEB」「TA for On-Premises」「TA for Desktop」「TA for IoT」「TA for Environment」「TA for VisualRegression」の、6サービスの提供を開始する。
「TA for WEB」は、クライアントマシンからのWebサービス検証を自動化できるサービスで、クライアントからマニュアル試験同様の感覚で自動テストを行うことが可能になる。
「TA for On-Premises」は、オンプレミス環境での検証を自動化できるサービス。
「TA for Desktop」は、Windowsネイティブアプリ検証の自動化を可能にするサービス。
「TA for IoT」は、IoT機器に関するデータ収集、他システムとの連携結果などの検証を自動化できるサービスで、モバイル端末やWebブラウザ、Windowsネイティブアプリを「TestArchitect」で自動操作し、操作結果や他システムとの連携によって生成されたデータの検証を行うことが可能になる。
「TA for Environment」は、サーバ構築と構築後の動作検証を自動化できるサービスで、接続対象サーバを切り替えつつ複数のサーバ構築が可能になっている。構築運用の完了後は、サーバの設定値自動検証に活用できる。
「TA for VisualRegression」は、画像比較検証の自動化が可能なサービスで、Webシステム、Windowsネイティブアプリ、モバイルアプリや写真画像の比較ができ、完全一致だけではなく部分一致による比較検証も可能なため、ニーズに合わせた検証を実現する。
「TestArchitect」は、ブラウザ・OS・デバイスなどあらゆる条件の自動テストにワンツールで対応でき、メンテナンス性が高く運用しやすいテスト自動化ツール。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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