東日本電信電話(NTT東日本)は、同社のデータサイエンティストである森田大貴氏を含むチームが、世界的なAIのデータ分析コンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」で開催された「LLM Prompt Recovery」において、全2175チーム中12位に入賞し、金メダルを獲得したことを5月17日に発表した。この入賞によって、森田氏は「Kaggle」コンペティションに参加している約20万人のユーザーの中で、上位約1%に相当する「Kaggle Master」の称号を獲得している。
「LLM Prompt Recovery」は、LLMが与えられたテキストを書き換えるために使用されたプロンプトを復元するタスクで、「LLMにどのような効果的なプロンプトを与えればよいか」という問題を深く掘り下げることを目的として、「Kaggle」の主催によって2月28日〜4月17日の期間に開催された。
今回の入賞にあたって、森田氏は
チームメンバーの皆様に心より御礼申し上げます。本コンペティションを通じて得られた自然言語処理・データ分析の知見を、自身が取り組む映像解析AIシステムなどの開発およびビジネス実装に活かしていきたいと思います。また、今後も継続的にコンペティションに参加し知見を深め、当社パーパスの地域循環型社会の共創に貢献していきたいです。
とのコメントを寄せている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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