米Microsoftは、.NET Frameworkに対応するパッケージマネージャであるNuGetの最新バージョンとなる、「NuGet 6.10」を5月21日(現地時間)にリリースした。「NuGet 6.10」は、Visual Studio 2022および.NET 8.0に組み込まれているほか、Windows、macOS、Linux用の「NuGet 6.10」を、スタンドアロンの実行可能ファイルでダウンロードすることもできる。
NuGet 6.10では、dotnet nuget configコマンドを、サブコマンドpaths/get/set/unsetとともに実行可能となっている。また、packages.configプロジェクトにおける既知のセキュリティ脆弱性を監査できるようになった。
さらに、プライベートNuGetパッケージソースへの認証を行う際に、不要な遅延が発生して内部サービスに負担がかかる可能性があったが、NuGet 6.10では新たに認証情報を要求する前にキャッシュされた認証情報が機能するかを検証するようになり、キャッシュの無効化と過剰なユーザープロンプトの頻度抑制が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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