米Yahoo!デベロッパーチームは、Firefox拡張機能「YSlow」をバージョンアップした。
米Yahoo!デベロッパーチームは5日、Firefox拡張機能「YSlow 0.9.2」を公開した。Firefox Add-onsより入手できる。なお、実行にあたってはFirebugがインストールされている必要がある。
この拡張機能は、米Yahoo!「Chief Performance Yahoo!」のSteve Souders氏が提唱する「パフォーマンス改善のベストプラクティス(Best Practices for Speeding Up Your Web Site、日本語訳はパフォーマンス・チューニングBlog: インターオフィスを参照)」を実践するために、その問題点を調査できるというもの。
YSlowをインストールしたのちWebサイトにアクセスし、ステータスバーに表示されているYSlowのアイコンをクリックすることで解析が開始される。解析終了後「Perfomance」タブにチェック箇所が一覧表示され、タイトルをクリックすると解説ページに、タイトル横の三角アイコンをクリックすると該当ファイルなどが示されるようになっている。
今回のバージョンアップでは、非DOM要素やiframeタグ内のページも追跡調査できるようになった。また、YSlow内におけるFirebug検索機能のサポート、Componentsタブにおける4xx系ステータスページのハイライト表示などが行われるようになっている。
【関連リンク】
・YSlow :: Firefox Add-ons
・YSlow 0.9 Release - Better Support for Web 2.0 (Yahoo! Developer Network blog)(リリース情報)
・Best Practices for Speeding Up Your Web Site(パフォーマンス改善のベストプラクティス)
・Webサイトの高速化 フロントエンドのパフォーマンスの重要性 (Yahoo! developer netoworkより翻訳) || パフォーマンス・チューニングBlog: インターオフィス
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