メシウスは、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新バージョンとなる「ActiveReportsJS V5J」を、7月19日にリリースした。1年定額制のサブスクリプション方式で、税込価格は1開発ライセンスが220000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が660000円。
ActiveReportsJSは、見積書や納品書といった帳票開発に必要な機能を搭載した、開発者向けのJavaScriptライブラリ。帳票エンジンはクライアントサイド(Webブラウザ上)で動作するので、サーバサイドの技術に依存しない。Windows、Linux、iOSで利用可能で、帳票文化が根強い日本において求められる、行間・文字ピッチの指定、均等割付、縦書き、禁則処理、長体での表示といった、細かな調整にも対応している。
今回、リリースされたActiveReportsJS V5Jでは、Visual Studio Code(VSCode)向け拡張機能であるレポートデザイナが新たに追加された。レポートの作成や変更を行う際に、ActiveReportsJSのすべての開発作業をVSCode上で実行できるので、生産性のさらなる向上が実現する。
あわせて、レポートデザイナを用いたデザイン作業をより効率化すべく、レイアウトツールバーをはじめとするレイアウト作成に関する機能が拡充された。また、アイコンデザインの変更といった、視認性の改善も行われるなどユーザーインターフェースが強化されている。
さらに、MixedFormatTextコントロールの文中におけるマークアップ上で、行間の設定が可能になった。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です