米Laravelは、Webアプリケーションをホストする「Laravel Cloud」のサービスを2024年第四四半期に開設すると8月29日(現地時間)に発表した。すでに、待機待ちリストへの受け付けを開始している。
Laravel CloudはLaravelが開発しているPHPのWebアプリケーションフレームワーク「Laravel」を使ったアプリケーションをホストするクラウドサービス。「Laravel Serverless Postgres」というデータベース・サービスも用意し、業務アプリケーションにも利用できる環境を揃える。仮想マシンの用意や、スケールアウトの準備、DDoS攻撃の対策などが不要で、アプリケーションを動かした時間に応じて料金が発生する体系となっている。
料金は現在検討中としながらも、1時間当たり1セント未満を想定しているという。Laravel Serverless Postgresの使用料金は、1時間当たり4セントとなる見込みだ。
サービス開始当初は、Laravelアプリケーションのみに対応するが、その後はほかのフレームワークを使ったアプリケーションへの対応も予定している。今後、正式な開設までは、待機待ちリストへの登録者に定期的に情報を提供していくとしている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です