米OpenJS Foundationは、JavaScript実行環境「Node」の最新版となバージョン22.8.0を9月3日(現地時間)に公開した。NodeはMITライセンスで公開しているオープンソースソフトウェア。
今回の新版ではまず、コンパイル済みのコードをディスクにキャッシュさせる関数「module.enableCompileCache()」に対応した。以前、この機能は環境変数「NODE_COMPILE_CACHE」を設定しなければ使えず、端末のユーザーが設定するしかなかった。新しい関数に対応したことで、開発者がキャッシュを指示できるようになる。
さらに、ソフトウェアテストを実行する際に、テスト通過の割合を数値で指定できるようになった。これには、「node」コマンドの「--experimental-test-coverage」フラグを使う。「Branch」「Function」「Line」のそれぞれで、割合を0〜100の数値で指定できる。
その他にも、機能追加や変更が加わっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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