米Amazon Web Servicesは、データウェアハウスサービス「Amazon Redshift」で、AIにSQL文を生成させる機能の提供を9月16日(現地時間)に開始した。東京のほか、米国東部(バージニア)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(ムンバイ)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、欧州(フランクフルト)、欧州(パリ)、欧州(アイルランド)の各リージョンで利用できる。
この機能は、Amazon RedshiftのクエリエディタでSQL文を発行する際に、問い合わせ内容を自然言語で表現して入力することで、大規模言語モデル(LLM)が適切と考えられるSQLを生成して返すというもの。AIアシスタント「Amazon Q」を利用して実現した機能だ。
LLMは、データベーススキーマや、ユーザーが発行するSQL文のパターンなどを学習して、ユーザーの権限の範囲内で実行可能なSQL文を出力する。ユーザーが実際に採用したSQL文の履歴も学習していくため、使えば使うほどSQL文の精度が上がっていく。データベーステーブルの詳細や外部キーや主キーの情報、サンプルのSQL文を与えることで精度を上げていくことも可能になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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