テクマトリックスは、Covalentおよびパシフィックソフトワークスと提携して、SBOMの作成や管理、SBOM導入に向けた体制づくりといった、顧客の状況や要望に応じてツールやサービスを組み合わせて提供する「テクマトリックスSBOMソリューション」の販売を、11月7日に開始した。
今回の「テクマトリックスSBOMソリューション」販売開始にあたっては、Covalentとパシフィックソフトワークスとの提携によって、テクマトリックスが提供するSBOMツールに加えて、企業で課題となっているEUサイバーレジリエンス法(CRA)などを含めた各SBOM法規に対するサービス、SBOMツールの活用支援の提供も新たに可能となっている。
「環境構築・体制整備」「SBOM作成・共有」「SBOM管理・運用」という3段階のフェーズから、顧客の状況や要望に応じて、ツールやサービスを組み合わせたソリューションを提案していく。
SBOMツールの提供では、ソフトウェアに含まれるOSSを解析するSCAツールとして、あらゆる言語のソースコードに対応するFossID、バイナリ/ソースコードに対応するInsignary Clarityを用意している。
支援サービスでは、「環境構築・体制整備」においてSBOMとは何かを理解してもらい、SBOM導入の目的・必要性を明確化した上で、顧客に適したSBOM作成の環境や体制、プロセスの構築を支援する。また「SBOM作成・共有」では、SBOMツールを適切に利用するためのポイントを理解してもらい、ツールの利用促進、運用定着の支援を行う。また、顧客が求められる規格への対応に向けた、SBOMの作成を支援する。さらに「SBOM管理・運用」では、SBOMの作成後にSBOMの情報に基づいて適切な脆弱性対応、ライセンスコンプライアンス対応ができるよう支援を行う。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です