CAMELORSは、同社の運営するフリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」に掲載されている、実際のフリーランス・副業案件に基づいて作成した、2024年版の「Photoshop案件の平均年収、稼働日数」を、12月19日に発表した。
「SOKUDAN」に掲載されているPhotoshop関連の案件における収入データを分析したところ、平均収入は616万円で、月収換算では51万円、時給ベースでは3057円となっている。ただし、中央値では年収567万円、月収47万円、時給2813円と平均値をやや下回り、一部の高額案件が平均値を押し上げていると考えられる。
Photoshop案件の稼働日数は、「週4〜5日」のフルタイムに近い勤務形態が53.25%を占めており、「週2〜3日」(38.96%)がそれに続いている。一方、「週1日」(7.79%)は少数派だった。
Photoshop案件のリモートワーク状況では、「フルリモート(在宅可)」な案件が49.35%に達し、「一部リモート可」も33.77%となっている。一方、「リモート不可」(16.88%)は比較的少数だった。
Photoshop案件の多い業界としては、「その他人材サービス」(28.57%)と「人材サービス」(14.29%)を合わせた割合が42.86%でもっとも多く、以下「Web制作」(12.99%)、「EC・メディア」(9.09%)が続いている。また、「玩具・ゲーム」(3.90%)や「コンサルティング、マッチング、システムインテグレータ」(それぞれ2.60%)といった、幅広い業界でPhotoshop人材が求められていることがわかった。
Photoshop案件の多い職種としては、「デザイナー」(70.13%)が他を大きく引き離して最多となり、以下「クリエイター」(14.29%)、「Webディレクター」(11.69%)が続いている。そのほか、「フロントエンドエンジニア」(3.90%)でも少数ながら、デザインとコーディングの両方のスキルを活かせる専門性の高いポジションとして需要がある。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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