スリーシェイクは、同社の運営するフリーランスのITエンジニア向け案件紹介サービス「Relance(リランス)」が、フリーランスエンジニアを対象に実施した、確定申告やお金に関する調査の結果を1月6日に発表した。同調査は、20〜50代のフリーランスエンジニアに対して、2024年10月31日〜11月6日の期間に行われ、1005名から回答を得ている。
調査対象者のうち専業フリーランスに、会社員時代と独立後それぞれの年収を尋ねたところ、年収600万円以上は会社員時代が約45%だったのに対して、独立後は約60%と、独立後は全体を通して年収水準が上がっていることがわかった。
同じく専業フリーランスに、独立したときの貯金額を尋ねた質問では、「200万〜300万未満」(25.5%)がもっとも多く、独立時に300万円以上の貯金があった人が約45%を占めている。
調査対象者すべてに、はじめて確定申告したときに失敗したことを尋ねたところ、「副収入、一時所得の申告漏れ」(29.9%)が最多となった。
適格事業者にならなかった人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「手続きや事務作業が面倒」(25.9%)や「インボイス制度への理解不足」(14.3%)といった、インボイス制度のわかりにくさを挙げる回答が多く寄せられている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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