LINEヤフーとキラメックスは、両社が運営するリスキリングプログラム「LINEヤフーテックアカデミー」において、「はじめてのChatGPTコース」など4種の新コースを開設したことを1月14日に発表した。
今回、「LINEヤフーテックアカデミー」に開設された新コースのうち、「はじめてのChatGPTコース」はChatGPTをはじめて利用する人を対象に、週1回のマンツーマン講義、実践的なカリキュラム・課題によって、2週間の受講期間で効率的にChatGPTの基礎を学び、使い方を身につけられるコース。生成AIを活用した複数の業務効率化ツールを全社員に提供して、展開するサービスにも積極的に活用しているLINEヤフーの事例を踏まえて、ChatGPTを利用したメール、議事録、資料作成といった日常的な業務効率化、提案先の調査や提案資料の精度向上による営業の受注率向上などを目指す。
同コースのプログラムは、LINEヤフーおよびLINEヤフーグループにおいて生成AI活用プロジェクトを推進する社員が監修しており、応用編として同時に開設した職種特化型コースの「ChatGPTプロンプト活用 営業コース」と「ChatGPTプロンプト活用 マーケティングコース」では、効果的なプロンプト(指示文)を活用しつつ、各職種のプロセスにおける実務的な生成AI活用方法を学習できる。さらに、データ分析未経験者を対象にした「データ活用基礎コース」では、ビッグデータ解析や統計の基礎理解から実践までを学べる。
なお、「LINEヤフーテックアカデミー」は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択されているため、企業と契約して就労している受講者(正社員、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員)が、「はじめてのChatGPTコース」を修了すると補助金の支援対象となり、受講料の50%がキャッシュバックされ、実質的に42000円での受講が可能になる。
今回、新設された「はじめてのChatGPTコース」「ChatGPTプロンプト活用 営業コース」「ChatGPTプロンプト活用 マーケティングコース」「データ活用基礎コース」の4コースからは、複数のコースを受講すると受講料が割引価格となり(3コースを受講した場合は66000円割引)、さらに補助金が適用されると受講料の50%がキャッシュバックされるので、2コースなら72000円、3コースなら90000円で受講できる。
いずれのコースも本開講は2月4日で、オンラインでの受講となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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