米Codeiumは、AIエージェントエディタ「Windsurf」の最新バージョンとなる「Windsurf Wave 4」を、3月5日(現地時間)にリリースした。
Windsurfでは、一連の主要な機能リリースを1つのアップデートにまとめたものをWaveと呼んでおり、今回リリースされたWave 4には、AIネイティブIDEに求められる機能が数多く含まれている。
新機能の1つであるPreviewsは、進行中のアプリケーションをローカルにデプロイする際にアプリケーションを表示するとともに、リスナーとUXを追加してCascadeが反復処理の方法を正確に認識できるようにする。同機能は、Reactをはじめとするその他ほとんどのWebプロジェクトで動作するものの、WebGLやフルキャンバス画面を使用する非HTML Webサイトでは動作しない。
ファイル内で新しい依存関係が使用されている場合に、Tabキーを使用してファイルの先頭へのインポートの追加を可能にする、Tab-to-import機能も追加された。
さらに、Cascadeにリンタが統合され、リンタエラーはエラー内の追加シグナルとして使用される。なお、Cascadeがリンタエラーのあるコードを生成して、生成されたリンタエラーを修正する場合、可能な限り修正に対してフローアクションクレジットを請求しないという。
ほかにも、次のステップが複数ある場合にCascadeがユーザーとの会話に戻って、次にどう進めるかについての入力を求める機能、MCPサーバの検出機能、エディタのタブまたはファイルエクスプローラからのCascade入力ボックスへのファイルのドラッグによって、情報をコンテキストとしてプロンプトに添付する機能、モデルの可用性を組織内で一元的に設定できるようにする管理者コントロール機能などが追加されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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