Googleは4月9日、生成AIによるアプリ構築ツール「Firebase Studio」のプレビュー版を公開した。
Firebase Studioは、FirebaseのProject IDXやGenkit、 Geminiといったツールを統合し、統合されたエージェント体験を提供する。エンドツーエンドのプラットフォームに、組み込みのプロトタイピング機能、コーディングワークスペース、柔軟なデプロイオプションまで組み込まれている。
Firebase Studioを使うことで、自然言語や画像を使ってAIアプリのプロトタイプを作成できる。
その他、Geminiにチャットでユーザー認証の追加やレイアウト変更、UIの修正など依頼でき、Firebase Studio環境内でリアルタイムに共同作業を行うことも可能。
また、Webプレビュー用の公開URLを生成でき、モバイルデバイスでQRを読み込んでテストすることもできる。
さらに、Firebase StudioはFirebase App Hostingを採用しているため、デプロイの手順も簡素化されている。ビルド、CDN、サーバーサイドレンダリングを自動で処理するFirebase App Hostingによって、ワンクリックでデプロイできる。
現在、Firebase Studioは3つのワークスペースまで無料で試すことができる。Google Developer Programメンバーなら10個、Google Developer Program Premiumメンバーは30個のワークスペースを利用可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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