INSTANTROOMは、同社の運営するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け案件検索サイト「フリーランスボード」に掲載されている、Python求人案件に基づく2025年最新の「Pythonエンジニア案件の調査レポート」を、5月15日に発表した。同レポートは、「フリーランスボード」に2024年2月1日〜2025年5月15日の期間に掲載された案件、22014件に基づいている。
同レポートによれば、Python案件の平均月額単価はプログラミング言語別ランキング8位となる76.2万円で、平均年収は915万円だった。

Pythonの案件数は市場の10.07%を占めており、プログラミング言語別の案件数ランキングでは5位にランクインしている。

2025年5月時点でのPythonフリーランス案件・求人のリモートワーク比率は、「フルリモート」が37.9%、「一部リモート」が50.9%、「常駐」が11.3%となっており、「フルリモート」の割合は前月と比較して8.7ポイント増となったものの、未だ「一部リモート」が過半数を占める。

フレームワーク別でのPython案件数は、「Django」(1114件)が他を大きく引き離してもっとも多く、「Flask」(431件)、「TensorFlow」(169件)がそれに続いた。

フレームワーク別でのPython案件の月額単価は、「PyTorch」(89.9万円)が1位となり、2位が「Keras」(88.9万円)、3位が「NumPy」(83.4万円)となっている。

Python案件の多い業界としては、「サービス」(3.19%/703件)が最多となり、「通信」(3.19%/702件)、「Webサービス」(2.93%/645件)がそれに続いた。

Python案件の職種をみると、「インフラエンジニア」(23.82%/5243件)がもっとも多く、以下「バックエンドエンジニア」(16.92%/3723件)、「サーバサイドエンジニア」(13.67%/3008件)が続いている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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