アドビは23日、ビジネスプロセス自動化を支援する統合ソフトウェア、「LiveCycle ES」最新版の主要機能を1分間で体験できる「LiveCycle on AIR」の配布を開始した。Adobe AIRギャラリーから無料でダウンロードできる。アドビが一般向けにAIRアプリケーションを提供するのは今回初。
アドビは23日、ビジネスプロセス自動化を支援する統合ソフトウェア、「Adobe LiveCycle Enterprise Suite」(以下、LiveCycle ES)最新版の主要機能を1分間で体験できる「LiveCycle on AIR」の配布を開始した。Adobe AIRギャラリーから無料でダウンロードできる。「Adobe LiveCycle Enterprise Suite Update 1」は、25日から提供開始される予定。
アドビが一般向けにAIRアプリケーションを提供するのは今回初となる。開発・実装はクラスメソッド株式会社が担当し、開発環境に「Flex Builder 3」「LiveCycle Workbench ES」を利用している。
LiveCycle on AIRをインストールすると、デスクトップ上で「イメージファイルからPDFへの変換」「PDFへのセキュリティの付与」「Web形式の分かりやすい入力フォーム(Flash)と、レイアウトが複雑な紙形式の帳票(PDF)とのシームレスな連携」「表現力高いグラフをもったダッシュボードからのレポート生成(PDF)」といった、LiveCycle ESの持つ特徴的な機能を簡単に体験することができる。
今後は、Adobe AIRの持つオンライン自動更新機能を利用し、3次元PDFファイル、2次元バーコード機能を活用したPDFの帳票といったデモンストレーションも追加していくとしている。
【関連リンク】
・LiveCycle on AIRでドキュメントアプリケーションとRIAの統合(クラスメソッド株式会社)
・LiveCycle Enterprise Suite Update 1
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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