米Googleは米国時間の18日、Google App Engineの管理コンソールをアップグレードし、アプリケーションのCPU利用状況を確認できるようにした。
管理コンソールのダッシュボード

アプリケーションのダッシュボードを表示すると、URLを処理するハンドラ毎に、直近1時間で1リクエストあたりの平均CPU使用量(何メガサイクル)と、太平洋標準時(PST)の深夜からのCPU使用量の比率が表示される。また、リクエストごとのCPU利用量も表示されるようになり、appcfg.pyコマンドでログをダウンロードして、詳しく分析することも可能だ。
今回のバージョンアップで、最もリソースを消費しているリクエストを見つけやすくなり、アプリケーションを最適化しやすくなった。リクエストに対する処理を最小限に抑えることによって、アプリケーションの待ち時間の減少や、スケーリングの容易さを維持するのに役立つとしている。
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