Adobeは23日、デザイン用アプリケーションスイート「Creative Suite 4(CS4)」の詳細を発表した。米国での販売開始は10月を予定している。
Adobeは23日、デザイン用アプリケーションスイート「Creative Suite 4(CS4)」の詳細を発表した。
CS4はアドビ史上最大のソフトウェアリリースとなり、13のソフトウエア製品と14の技術、7つのサービスで構成され、「Creative Suite 4 Master Collection」「Creative Suite 4 Web Premium」など、用途別に全6種類の統合スイートが用意されている。
CS4の特徴の1つを、AdobeのプラットフォームエバンジェリストであるRyan Stewart氏は自身のブログで「Photoshop/Illustrator/FireworksにおけるFXGのサポート」だとしている。
FXGは、Adobeがオープンソースとして開発を進めている、XMLをベースとしたFlash向けのデータ交換フォーマット。FXGをサポートしたことにより、デザインツールで作成したアートワークを、Flexアプリケーションで利用することができるようになるほか、ファイルサイズを押さえることもできる。
その他にも、Photoshop CS4では画像のサイズ変更に応じて自動的にイメージを調整する「Content-Aware Scaling」ツールが追加されるなど、各製品さまざまな機能が追加されている。
なお、米国での販売開始は10月を予定。予想小売価格は、次のとおりとなっている。
- Creative Suite 4 Design Premium:1799ドル
- Creative Suite 4 Web Premium:1699ドル
- Creative Suite 4 Production Premium:1699ドル
- Creative Suite 4 Master Collection:2499ドル
【関連リンク】
・Adobe Creative Suite 4 family
・Adobe Introduces Creative Suite 4 Product Family(プレスリリース)
・Looking at the CS4 Release from a Developer Perspective:Ryan Stewart's Blog
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