マイクロソフトは13日、同社が無償で提供する個人向けオンラインサービス群「Windows Live」の最新版を発表した。12月上旬からの提供開始を予定している。
マイクロソフトは13日、同社が無償で提供する個人向けオンラインサービス群「Windows Live」の最新版を発表した。12月上旬からの提供開始を予定している。
新しいWindows Liveのホームページでは、新着メールやニュース、カレンダー、アドレス帳の一括管理できるようになった。
オンラインストレージ「Windows Live SkyDrive」は、1ユーザーあたりの容量が5GBから25GBへ拡張される他、新しく「更新情報」機能と「つながり」機能が追加され、写真やブログ等の更新情報をあらかじめ登録した知人へ知らせ共有する、ソーシャルネットワーク機能が追加された。また、FlickrやTwitter等の50社以上の大手SNSサイトと連携し、Windows Live以外の情報とのつながりも強化されている。
フォトアルバム機能は、新しく「Windows Liveフォト」として提供され、知人との写真の共有や、Windows Live SkyDrive上の写真からのスライドショー作成、無償のクライアントアプリケーション「Windows Liveフォトギャラリー」との連動による、写真中の人物の顔を自動検出し被写体ごとに写真を整理する機能等が利用できるようになる。
Webメールサービス「Windows Live Hotmail」は、速度やスパムフィルタリング機能が向上し、Hotmail以外のメールサービスとの利便性も向上。予定表機能はユーザー同士での共有や同期、数種類の予定表の同期が可能になった。メッセンジャーツール「Windows Live Messenger」は、「更新機能」への対応、ドラッグ&ドロップ機能による写真共有、連絡先を振り分けられるコンタクトリスト、最大20人と会話ができるグループチャット機能等が追加された。
マイクロソフトでは、12月上旬に無償提供されるクライアントアプリケーション「Windows Liveおすすめパック」と連動することで、さらに便利に活用できるようになるとしている。
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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