エンバカデロは20日、RubyおよびRuby on Rails向けの統合開発環境の最新版「3rdRail 2.0(サードレイル 2.0)」日本語版と、Ruby向け統合開発環境「TurboRuby(ターボルビー)」日本語版の販売を開始した。
エンバカデロは20日、RubyおよびRuby on Rails向けの統合開発環境(IDE)の最新版「3rdRail 2.0(サードレイル 2.0)」日本語版と、Ruby向け統合開発環境「TurboRuby(ターボルビー)」日本語版の販売を開始した。
3rdRailは、RubyおよびRuby on Rails開発用のIDE。プロジェクトすべての相互依存関係を可視化する「依存関係ビュー」、動的なRuby言語に対して適切な候補を表示する「インテリジェントコード補完」、従来のコマンドライン開発の利便性とIDEによる生産性を両立する「コマンダー」、「リファクタリング」など、RubyおよびRails開発を効率化する多くの支援機能が搭載されてる。
今回リリースされたバージョン2.0では、高度なRuby CPUプロファイリングを可能にする「R Optimizer」や、Test::Unit、RSpec、Shouldaを使って作成された単体あるいは複数のテスト/仕様セットをワンクリックで、実行、デバッグ、プロファイル可能な「ビジュアルテストランナー」など、テストやパフォーマンスチューニングにフォーカスした新機能も搭載し、アプリケーションの品質向上に向けたサポートが強化されている。
TurboRubyは、3rdRailの生産性支援機能をRubyでの開発に限定して使用できる廉価版ツール。Rubyの学習から本格的な開発まで幅広く利用できる。
今回のリリースから、両製品とも新たに低額の年間ライセンス制が導入された。期間は1年間となっており、ライセンス価格は3rdRail 2.0が18,900円、TurboRubyが9,450円。なお、TurboRubyはオンラインショッピングサイトSEshopのCodeGear専門ショップで購入することができる。
【関連リンク】
・Ruby/Ruby on Rails統合開発環境「3rdRail」
・TurboRuby
・CodeGear専門ショップ(SEShop)
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