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Zend FrameworkでGoogleアプリケーションを使い倒す

PHPアプリケーションからGoogle Document Listを利用しよう

Zend FrameworkでGoogleアプリケーションを使い倒す(4)

アップロード

 次はサーバにドキュメントをアップロードしましょう。

図5:ドキュメントアップロード
図5:ドキュメントアップロード

 現在アップロードできるドキュメントの種類は以下となっています。それ以外の拡張子のドキュメントをアップロードしようとするとエラーとなります。

アップロードできるドキュメント
種類 拡張子
文書 .html, .txt, .doc, .rtf, .odt, .sxw
スプレッドシート .csv, .xls, .ods
プレゼンテーション .ppt, .pps
PDF .pdf

 以下がドキュメントアップロードに関するサンプルコートです。

[リスト6]index.php(抜粋)
echo "<a href=\"" . $_SERVER['SCRIPT_NAME'] . "?menu=upload\">ドキュメントアップロード</a><br />";//【1】

// 各メニューリンク押下時の処理振り分け
if(isset($_GET['menu'])) {
    switch ($_GET['menu']) {
        case 'upload': //【2】
            // アップロード用フォーム表示
            print <<<HTML
    <h2>ドキュメントアップロード</h2>
                <form method="post" enctype="multipart/form-data">
                    <input type="file" name="upfile" />
                    <input type="submit" name="upload" value="実行" />
                    <input type="submit" name="cancel" value="キャンセル" />
                </form>
HTML;
            break;

// アップロードボタン押下時動作
if(isset($_POST['upload'])) { //【3】
    $filename = $_FILES["upfile"]["name"];
    $location = $_FILES["upfile"]["tmp_name"];

    uploadDocument($serviceDocs, $filename, $location);
}

// メソッド:アップロード処理
function uploadDocument($serviceDocs, $filename, $location) { //【4】

    // アップロードする
    try {
        $serviceDocs->uploadFile(
                        $location,
                        urlencode($filename),
                        null,
                        Zend_Gdata_Docs::DOCUMENTS_LIST_FEED_URI);
    } catch (Zend_Gdata_App_Exception $e) {
        echo "エラー: " . $e->getMessage();
        return;
    }

    echo "【" . $filename . "】をアップロードしました。
";

    // ドキュメント一覧表示メソッド呼び出し
    showAllDocuments($serviceDocs);
}
1. ドキュメントアップロードリンク

 表示と同様に、自身のURLにパラメータ「upload」を与えたリンクを作成します。

2. リンクメニューの振り分け

 1.のリンクからパラメータを取得し、「upload」であった場合、アップロード用のフォームを表示します。

3. アップロード情報の取得

 2.のフォームより、アップロードするファイルのファイル名と、一時的にApacheサーバに保存されているファイルそのものを取得します。

4. アップロード処理メソッド

 3.で取得した情報から実際にファイルのアップロードを行います。アップロードにはZend_Gdata_DocsオブジェクトのuploadFileメソッドを使用します。

[リスト7]uploadFileメソッド
Zend_Gdata_Docs_DocumentListEntry uploadFile($fileLocation, $title=null, $mimeType=null, $uri=null)

 このメソッドは戻り値として、アップロードを行ったドキュメントをZend_Gdata_Docs_DocumentListEntryオブジェクトとして返します。引数については以下のとおりです。

uploadFileメソッドの引数
引数名 省略値 内容
fileLocation string - アップロードすべきドキュメントのパス。
title string null ドキュメントのサーバ上での名前。省略時はfileLocationのものが使用される。
mimeType string null ドキュメントのMIME-TYPE。省略時は拡張子から判断される。
uri string null アップロード先。省略時はhttp://docs.google.com/feeds/documents/private/fullとなる。

 また、今回のサンプルでは第2引数のファイル名部分で日本語のタイトルのドキュメントも扱えるようにurlencodeメソッドを使用しています。このメソッドを使用することで「明日やること.txt」というファイル名が「%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%82%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8.txt」という形に変更されて、アップロードできるようになります。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 森山 絵美(モリヤマ エミ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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