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ComponentZine(JBarCode)

バーコードを作成するJavaクライアントアプリケーションを作る

JBarCode 2.5Jのバーコード生成機能を使う

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JBarCode 2.5Jについて

 JBarCodeは、21種類のバーコード画像を簡単に作成できるJava専用のバーコードコンポーネントで、JavaアプリケーションやServletに組み込んで使うことができます。

 バーコードの規格に関する詳しい知識がなくても、作成したいバーコードの種類とデータを指定するだけで、簡単にバーコードイメージを生成できます。バーコードの作成は、コードからクラスとメンバを使って生成できるのはもちろん、専用のデザイナを使用して視覚的にバーコードを作成し、その生成コードをJavaのソースファイルにコピーして使うこともできます。

バーコード作成のイメージ(※ヘルプファイルより抜粋)
バーコード作成のイメージ(※ヘルプファイルより抜粋)
GS1データバー、携帯電話とともに普及したQRコード、公共料金の支払いで便利なコンビニバーコードなど21種類のバーコード規格に対応(※ヘルプファイルより抜粋)
GS1データバー、携帯電話とともに普及したQRコード、公共料金の支払いで便利なコンビニバーコードなど21種類のバーコード規格に対応(※ヘルプファイルより抜粋)

 JBarCodeを使うと、わずか数行のコードを記述するだけでバーコードの表示機能を実装できます。バーコードデザイナを使えば、より簡単にバーコードの各種設定の調整をコーディングレスで行うことも可能です。

 また、高精度なバーコードを実現する多くの機能を持っており、バーコードサイズや色の変更に加え、テキストの表示と非表示の切り替え、表示位置、値のフォント指定、回転など、外観の調整も容易です。出力するバーコードの解像度変更やチェックデジット自動付加機能により、常に高精度で信頼性の高いバーコードを生成できます。

 作成したバーコードは、JavaのImageオブジェクトとして作成できるとともに、PNGとJPEGの画像イメージをファイルとストリームに出力させることもできます。

 JBarCodeコンポーネントは、JavaのServlet、JSPスクリプトレット、JSPカスタムタグ、スタンドアロンJavaアプリケーションに組み込んで使うことができるので、多彩なプログラムにバーコード作成機能を実装して使うことができます。

作成できるバーコードの種類
  • QRコード
  • PDF417
  • CODE39
  • CODE49
  • CODE93
  • CODE128
  • JAN8
  • JAN13
  • GS1-128(旧称UCC/EAN-128)
  • コンビニバーコード
  • ITF
  • POSTNET
  • UPC/A
  • UPC/E
  • UPC/Eアドオン
  • NW-7(CODABAR)
  • カスタマバーコード(郵便バーコード)
  • GS1 DataBar Omnidirectional
  • GS1 DataBar Stacked Omnidirectional
  • GS1 DataBar Expanded
  • GS1 DataBar Expanded Stacked
バーコード作成の主な機能
  • サイズ(高さ、幅)
  • 色(バーコード、バーコード背景)
  • 値(表示のON/OFF、フォント指定)
  • 値の表示位置(中央、等間隔、左、右)
  • 解像度指定
  • チェックデジットの付加
  • バー幅の変更
  • バーコード種固有のオプション(CODE128、CODE39、CODE49、ITF、NW-7、PDF417、POSTNET、QRコード、UPC)
  • クワイエットゾーンサイズの指定(右、左)
  • バーコード回転(90度、180度、270度)

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Javaアプリケーションの作成

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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