日本コモド株式会社は10月23日より、SSLサーバ証明書発行サービス「EnterpriseSSL」で利用するルート認証局の仕様をアップグレードすると発表。またの移行に伴い3年間有効の証明書を新たに加えるとしている。
日本コモド株式会社は、同社が提供しているSSLサーバ証明書発行サービス「EnterpriseSSL」で利用するルート認証局の仕様を、10月23日から公開鍵の鍵長を2048ビットに、署名アルゴリズムはsha1にそれぞれ移行すると本日発表した。
同社では移行の理由として、計算機のコストあたりの暗号解読能力が年々向上しており、十分な安全性確保のために、暗号強度を増大させる必要があると述べている。
EnterpriseSSL | 現行証明書 | 新証明書(10/23~) |
ルートCA GTE | Cybertrust Global | UTN-USERFirst-Hardware |
ルート有効期限 | 2019/8/14 | 2019/7/10 |
ルート鍵長 | 1024ビット | 2048ビット |
ハッシュ関数 | md5RSA | sha1RSA |
また今回の移行に伴い、10月23日より、メニューと価格体系の変更と、3年間有効の証明書を新たに加えるとしている。
尚、今回の仕様変更は、それ以前に発行されたサーバ証明書には一切影響しないとのこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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