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Glenn Paulley氏 データベース関連ブログ 翻訳記事(AD)

SQL AnywhereとPowerDesignerを使ってHibernateスキーマを生成する

原文: Hibernate schema generation using PowerDesigner with SQL Anywhere

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 以前、SQL AnywhereのデータベースをリバースエンジニアすることでHibernateの設定ファイルとそれに対応するJavaクラスを生成する方法について述べました。しかし、そのときの方法は今や過去のものとなってしまいました。この投稿では、代わりにSybase PowerDesigner 15.2を利用する方法を紹介します。 (原文:Hibernate schema generation using PowerDesigner with SQL Anywhere、2010/07/05投稿)

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 本稿はデータベースソフトウェア「SQL Anywhere」およびデータベース全般に関する英語ドキュメントを翻訳する形で提供しています。図など、部分的に英語のままになっていますが、製品のSQL Anywhere自体は完全に日本語化されていますのでご安心ください。

 私はいくつか前の投稿で、SQL AnywhereのデータベースをリバースエンジニアすることでHibernateの設定ファイルとそれに対応するJavaクラスを生成する方法について述べました。そのときに使ったのは、既に廃止されたMiddlegenとAnt、そしてEclipse GanymedeからHibernate Toolsのプラグインを利用するやり方です。

 私の経験から言うと、MiddlegenもHibernate Toolsのプラグインも、とりわけ堅牢なツールというわけではありません。Middlegenのソフトウェアは今や過去のものです。またHibernate ToolsのプラグインはEclipseを必要としますが、Eclipseの使用環境のセットアップは驚くほど厄介なものです(たまたま私にとってそうだったという可能性もありますが、おそらく違うでしょう)。さらに、セットアップの過程で少しでも間違いがあると、Hibernate Toolsのプラグインは無益な(もしくは誤った)挙動をするようになります。

 そこでこの投稿では、代わりにSybase PowerDesigner 15.2(注:日本語版はなくサイベース日本法人での国内正式提供はないため要問合せ)を利用する方法を紹介します。PowerDesignerはバージョン11以来、Hibernateをサポートしてきました。(この時点で)最新のリリースであるPowerDesigner 15.2(ちなみにPowerDesigner 15.2 EBFはリリース間近のSQL Anywhere 12をサポート予定)は、HibernateとNHibernateの''両方''のリバースエンジニアリングをサポートします。これにより、該当するC#もしくはJavaのクラスファイルを作成することができます。

 しかし悲しいかな、SQL Anywhereのパッケージに無料で含まれるPowerDesigner Physical Modeler(注:日本では現在ライセンス/サポートしていません)はHibernateをサポートしていません。PowerDesignerのフルバージョンにのみHibernateとNHibernateの拡張機能がついてきます。しかしながら、HibernateやNHibernateを使ってSQL Anywhereのアプリケーションを開発している方は、作業の効率化のためPowerDesignerの購入を検討するべきだと思います。PowerDesignerのHibernateサポートは実に優秀だからです。

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この記事の著者

Glenn Paulley(Glenn Paulley)

カナダ オンタリオ州 ウォータールー R&DセンターにてSQL Anywhere 開発における Director of Engineering としてクエリ・オプティマイザなどの開発をリードしている。・IvanAnywhere

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/5624 2011/06/09 13:01

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