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Infragistics NetAdvantageチュートリアル(AD)

Silverlight/WPFでデータバインディングを利用しOutlookライクなスケジュールを構築する その2
WPF編

Silverlight/WPFでOutlookライクなアプリ構築(2)

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WPF ソリューションを作成し、ScheduleDataViewModel アセンブリの参照を追加

 まず、前回の記事から xamSchedule_1.zip ソリューションをダウンロードし、 Visual Studio で開きます。その後、新しい WPF アプリケーション プロジェクトを “xamSchedule_WPF” と名前を設定し、作成します。

図 1 - WPF アプリケーション プロジェクトの作成
図 1 - WPF アプリケーション プロジェクトの作成

 次にソリューションの参照設定でコンテキスト メニューを表示し、[参照の追加]を選択します。参照の追加ダイアログが表示されるので[参照]タブを選択し、ScheduleDataViewModel.dll を選択します。

図 2 - アセンブリ ファイルでの参照追加
図 2 - アセンブリ ファイルでの参照追加

 これで WPF アプリケーション プロジェクトで Silverlight クラス ライブラリ プロジェクトのアセンブリを使用できるようになりました。

図 3 - アセンブリが追加されている
図 3 - アセンブリが追加されている

XamDayView コントロールを画面に追加

 MainWindow.xaml を開き前回同様、ツール ボックスから XamDayView コントロール、XamScheduleDataManager コントロール、ListScheduleDataConnector コントロールを追加します。

図 4 - ツール ボックスからコントロールを追加
図 4 - ツール ボックスからコントロールを追加

 XamDayView コントロールを追加すると、プロジェクトには次のアセンブリが追加されます。

  • InfragisticsWPF4.v10.3.dll
  • InfragisticsWPF4.Controls.Schedules.v10.3.dll
コード 1 - MainWindow.xaml
<Window x:Class="xamSchedule_WPF.MainWindow"
        xmlns=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation
        xmlns:x=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml
        Title="MainWindow" Height="350" Width="525"
        xmlns:ig="http://schemas.infragistics.com/xaml">
    <Grid>
        <ig:XamDayView Name="xamDayView1" />
        <ig:XamScheduleDataManager Name="xamScheduleDataManager1" />
        <ig:ListScheduleDataConnector Name="listScheduleDataConnector1" />
    </Grid>
</Window>

 追加した XamDayView コントロールの DataManager プロパティに先ほど追加した XamScheduleDataManager コントロールをバインドします。

コード 2 - XamScheduleDataManager をバインド
<ig:XamDayView Name="xamDayView1" 
               DataManager="{Binding ElementName=xamScheduleDataManager1}" />

 XamScheduleDataManager ではデータ コネクターを指定します。

コード 3 - XamDataConnector をバインド
<ig:XamScheduleDataManager Name="xamScheduleDataManager1" 
               DataConnector="{Binding ElementName=listScheduleDataConnector1}"/>

 これで、ビュー – データ マネージャー – データ コネクター の接続が完了しました。

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画面に表示させるデータをコードで生成する

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この記事の著者

インフラジスティックス・ジャパン株式会社 池原 大然(イケハラ ダイゼン)

国内ベンチャー企業にて.NETエンジニアとして開発に従事、2007年インフラジスティックス・ジャパンに入社。現在デベロッパー エバンジェリストとして、.NETやWPF/Silverlight製品や技術の啓蒙活動を行う。Microsoft MVP for Client App Dev 2010/04 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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