米Amazonは22日(現地時間)、同社のAndroidアプリマーケット「Amazon Appstore for Android」を公開した。
マーケットの大きな特徴として、App StoreにあるAndroidアプリケーションの大部分をユーザーがブラウザ上で試運転できることが挙げられる。ユーザーが[Test Drive]ボタンをクリックすると、Amazon EC2のクラウド上でAndroidのエミュレータが動き、ユーザーがブラウザから直接コントロールできるようになっている。ユーザーは欲しいアプリの概要や動作を簡単に把握できる。
TechCrunchによると、アプリの価格設定についても、従来のアプリマーケットとは違い、Amazonが価格を決める仕組みとなっている。開発者はアプリを提出する際に定価を設定し、それに対してAmazonがさまざまな市場要因を勘案して最終的な売値を付ける。結果、売上の70%が開発者に分配されるとのこと。また、アプリのクオリティもAmazonによりまずチェックされ、リコメンデーションなども行われるため、ユーザーにとっては比較的使いやすいマーケットとなることが予想される。マーケットの詳細は公式サイト(英語)を確認のこと。
【関連リンク】
・Amazon.com: Appstore for Android
・the Amazon Appstore Developer Program
・Amazon’s Android App Store Launches: Test Drive Apps Directly From Your Browser(TechCrunch)
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