オラクルは、7月28日(現地時間)に「Java Platform, Standard Edition 7」(Java SE 7)をリリースした。このリリースは、サン・マイクロシステムズがオラクルによって買収され、Javaの管理がオラクルに移って以降の、はじめてのリリースとなる。
Java SE 7では、必要なコードを減らし、構文を簡素化することでコードの可読性を高める言語仕様の変更や、RubyやPython、JavaScriptといった動的言語サポートの強化、マルチコアプロセッサでの並列処理を実現するためのFork/Joinフレームワーク、ネットワーク/セキュリティ機能の追加、国際化の強化やUnicode 6.0のサポートといった、新機能が追加されている。
統合開発環境としては、「NetBeans 7.0」、Java SE 7プラグインを組み込んでいる「Eclipse Indigo」、「IntelliJ IDEA 1.0」がJava SE 7に対応するアプリケーションを作成できる。また、JDK 7をサポートする「Oracle JDeveloper」は、今年の後半にリリースされる予定となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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