SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Windows Phone 7.5でつくる3Dアプリケーション

3Dモデルを作成してWindows Phoneアプリケーションで描画しよう

Windows Phone 7.5でつくる3Dアプリケーション(3)

3Dモデルを作成する

 メタセコイアを使用してWindows Phoneアプリケーションで利用可能な3Dモデルを作成する場合、主に「1.形状の作成」「2.材質の指定」「3.ファイルの出力」を実施する必要があります。これらの手順に関する説明を以下に記載します。なお、実際に3Dモデルを作成する様子を動画として用意しましたので、以降の説明を補足する資料として参照してください。

3Dモデルを作成してWindows Phoneアプリケーションで描画しよう(1)(再生時間:4分2秒)

1. 形状を作成する

 3Dモデルを作成するには、まず形状を作成します。3Dモデルの形状は、ポリゴンという面の集合で構成され、その作成方法はさまざまです。今回は、メタセコイアにあらかじめ用意されている基本図形を組み合わせることにより、簡単なロボットを作成するポイントを解説します。

 基本図形とは、球や立方体といった基本的な形状のことであり、これらを組み合わせることにより、3Dモデルを作成できます。基本図形を作成するには、コマンドパネルから[基本図形]を選択し、作成する図形のボタンを押下して作成ボタンを押下します。この際、詳細設定ボタンを押下すると、作成される図形の精度などを設定できます。

基本図形パネルと基本図形の作成
基本図形パネルと基本図形の作成

 作成した基本図形は、コマンドパネルの[範囲]機能で選択することにより、面を削除したり変形させることが可能です。これにより、基本図形をベースにして複雑な形状を作成することができます。なお、3D空間の視点は、コマンドパネルの[視点]機能や[F1]~[F3]キーを利用することにより調整が可能です。例えば[F3]キーを押下すると、視点を正面に調整することができますので、適宜作業しやすい視点でモデリングを行います。

視点を正面に調整して球をベースに半球を作成
視点を正面に調整して球をベースに半球を作成

 作成した形状は、オブジェクトパネルを利用してグループ化できます。これにより、グループごとに表示の有無や編集の可否を設定することができます。この際、腕や足のように左右で対称となる形状をグループ化することにより、対称となる形状を自動的に生成するミラーリング機能を利用することも可能です。

オブジェクトパネルとオブジェクト設定
オブジェクトパネルとオブジェクト設定

 すべての形状を作成したら、コマンドパネルの[拡大]ならびに[移動]機能を利用して、3Dモデルの大きさと位置を調整します。このように、単純な3Dモデルであれば、基本図形を組み合わせて編集することにより、形状を作成できます。

形状を作成して部位ごとにグループ化した3Dモデル
形状を作成して部位ごとにグループ化した3Dモデル

2. 材質を指定する

 上記で作成した形状に対して、材質を指定することにより、基本色や反射の強さなどを設定できます。材質を定義するには、材質パネルから新規ボタンを押下して材質を作成し、設定ボタンを押下して表示される画面から設定を行います。

材質パネルと材質設定
材質パネルと材質設定

 作成した材質を形状に指定するには、メインメニューから[編集]-[すべてを選択]を選択し、再度メインメニューから[選択部処理]-[面に現在の材質を指定]を選択します。これにより、選択した形状を構成するすべての面に対して材質が設定されます。なお、コマンドパネルの[材質]機能を利用することにより、面ごとに材質を設定することも可能です。

材質を指定した3Dモデル
材質を指定した3Dモデル

3. ファイルを出力する

 上記で作成した3Dモデルを保存するため、メインメニューから[ファイル]-[名前をつけて保存]を選択し、ファイル名に”Droid”、ファイルの種類に”メタセコイア オブジェクト (*.mqo)”を指定して保存ボタンを押下します。

名前を付けて保存
名前を付けて保存

 次に、上記のファイルをWindows Phoneアプリケーションで利用可能なXファイル形式に出力するため、再度メインメニューから[ファイル]-[名前をつけて保存]を選択し、ファイル名に”Droid”、ファイルの種類に”Direct3D Retained Mode (*.x)”を指定して保存ボタンを押下します。この際、表示される以下の画面から、Xファイルに関する設定を行うことが可能です。今回は、拡大率に”1”を指定し、それ以外の項目は既定値のままOKボタンを押下します。

X Export
X Export

 以上の手順により、3Dモデルの作成は完了です。次項では、作成した3DモデルをWindows Phoneアプリケーションで描画する方法を紹介します。

次のページ
3Dモデルを描画する

この記事は参考になりましたか?

Windows Phone 7.5でつくる3Dアプリケーション連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

もとひろん(モト スクウェア ソリューション)

自営業でシステムエンジニアを営んでおります。主に.NETテクノロジによるシステム開発を得意としておりますが、いざとなれば何でもやります。ふつつかものですが、よろしくお願い致します!WebサイトMOTO SQUARE SOLUTIONTwitter@MOTOSQUARE 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/6331 2011/12/22 14:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー