日本セーフネットは、SafeNetの次世代ソフトウェア保護、ライセンス付与、ライセンス管理プラットフォーム「Sentinel License Development Kit」(Sentinel LDK)の提供を、11日に開始した。
「Sentinel License Development Kit」は、SafeNetのエンタイトルメント(使用権限)管理システム「Sentinel EMS」の、Webベースのライセンス管理機能と、ソフトウェアコピーおよび知的財産(IP)保護機能を組み合わせて活用できる。また、SafeNetが新たにリリースしたハードウェアベースのソフトウェア保護プラットフォーム「Sentinel HL」と組み合わせることで、ソフトウェア収益化ソリューションとしても使える。
新機能のうち、Webベースのエンタイトルメント管理では、「Sentinel EMS」との完全統合によってソフトウェア開発会社(ISV)に対して、エンドユーザーのエンタイトルメントと製品の配布、追跡、管理を効率化するツールを提供する。「Sentinel EMS」ソフトウェアを利用することで、エンタイトルメントのアクティブ化と管理が可能なポータルサイトを、ソフトウェア利用者に提供できる。
また、ISVは「Sentinel EMS」によってライセンシング関連タスクのシンプルかつ自動化に対応するとともに、エンドユーザー向けの機能を拡張し、サポートコストの削減を実現している。
ほかにも、リバースエンジニアリングやコードの改ざん、知的財産の盗難からアプリケーションを保護する「Sentinelエンベローブ次世代テクノロジー」や、改ざん防止機能を備えたソフトウェアベースでテキスト形式のライセンス、「Sentinel LDK」によるソフトウェアのライセンスリホスト(移動)の自動化などの機能を搭載する。
さらに、エンドユーザーが簡単にインストール作業を実行可能なソフトウェアベースのライセンスの「ユーザーモード」オプションを備えており、スマートカード型の「Sentinel HL」ハードウェアトークンに対応、複数の「Sentinel HL」キーを同時に作成できるバッチプログラムを用意するなど、多彩な機能を備えている。
【関連リンク】
・日本セーフネット
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です