HBaseは、Googleの基盤ソフトウェアである「Bigtable」のオープンソースクローンであり、大量データに対応した分散ストレージシステムです。HBaseを用いることで、スケーラブルで信頼性のあるデータベースを構築することができます。また、MapReduceを標準でサポートしており、HBaseに保存したデータに対してバッチ処理を行うことも可能です。しかし、SQLで扱えないことや、RDBとのスキーマ設計の考え方の違いなど、とっつきにくい部分が多々あり、戸惑う方が多いように思います。本連載では、そういう方々を対象にできるだけ分かりやすく実例を交えながら解説していきたいと思います。
この記事は参考になりましたか?
- 初めてのHBase連載記事一覧
- この記事の著者
-
鈴木 俊裕(スズキ トシヒロ)
株式会社サイバーエージェント アメーバ事業本部 Ameba Technology Laboratory 2008年4月に株式会社サイバーエージェントに新卒で入社。基盤システムの開発・運用に従事する。 2010年4月にHadoop/Hiveを用いたログ解析基盤の開発・運用を担当する。 2011年4月に、ログ解析、レコメンド、検索エンジンなどを開発するAmeba Technology Laboratoryの立ち上げメンバーとなる。 2011年10月からHBaseを用...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です