エクセルソフトは、インテルコーポレーションが提供する、組込/モバイルシステムの開発ツールスイート「インテル System Studio 2013 Linux版」のJTAGデバッガを含まない製品を、4日に発売した。シングルライセンスの価格は327600円。
「インテル System Studio 2013 Linux版」は、インテルAtom、インテルCore、インテルXeonプロセッサ搭載のLinux OSの組込機器や、モバイルデバイス向けソフトウェアの開発、最適化が可能で、開発期間を短縮するとともに、生産性を向上する。
C、C++、アセンブラをサポートし、GNUクロスビルドに対応しているので、「Eclips CDT」や「Yocto Project」などのアプリケーション開発ツールキットと統合できる。
製品には、パフォーマンス最適化用のインテルCilk Plus並列モデルを含む最先端のC/C++コンパイラで、GCCコンパイラおよび「Yocto Project」「Wind River Linux」「CE Linux」ターゲットへのクロスコンパイラとバイナリ/ソース互換の「組込みLinux OS上のアプリケーション向けインテルC++コンパイラー 13.0」を収録する。
ほかにも、「The GNU Project Debugger - GDBデバッガー v7.5」「インテル VTune Amplifier 2013 for System」「インテル Inspector 2013 for System」「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 7.1（インテル IPP 7.1）」「インテル マス・カーネル・ライブラリー 11.0（インテル MKL 11.0）」が含まれる。
なお、従来のJTAGデバッガを含む製品は、「インテル System Studio 2013 Linux版 JTAGデバッガー同梱」に製品名を変更し、引き続き販売する。価格は573300円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「インテル System Studio 2013 Linux版」
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