柳井です。最近本棚を拡張しました。というわけで、今回は少し本棚の話をしようと思います。 私は他人の部屋に行くと、本棚を観察します。なぜならば、本棚はその人の“知のマップ”になっているからです。並んでいる本を見れば、その人が何に興味があるのか分かります。本棚はこのように、その人の知的散策の記録となっています。 また逆に「そういえば自分はこういうことにも興味を持っていた」というように、記憶を引き出すためのトリガーとしても使われます。並んでいる背表紙を見ることで、その本の中身を思い出す。ソフトのアイコンも似たような機能を持っています。 しかしパソコンでは、ファイルの一覧表示は基本的に文字だけで、本の背表紙ほどに情報量はありません。そのうちモニターの解像度が高くなれば、記憶を思い出しやすい形で大量のファイルを管理する方法が出て来るでしょう。そうなれば、パソコンを本棚のような“知のマップ”として活用できるようになると思います。 |
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連載4コママンガ。今回からマイナーバージョンアップ! マンガの大きさと構成が変更になりました。毎週火曜日更新。
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
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