さくらインターネットと日本マイクロソフトは、エンタープライズならびに中堅・中小企業の社内システムのクラウド化推進のために協業し、さくらインターネットの「さくらの専用サーバ」および「さくらのクラウド」で、Microsoft Windows Server 2012 R2を採用したサービスの提供を、19日に開始した。
さくらインターネットは、これまでUNIX系OSやOSSを中心としたサービスを展開してきたが、昨今のWindows Serverのクラウド化のニーズの増大や、Hyper-Vなど仮想化技術の熟成、Windows提供の基盤の準備が整ったため、企業システムのDRニーズやコスト削減ニーズに応えて、企業向け社内システムで活用されるWindows Serverを活用したサービスに本格的参入する。
本格参入にあたって、日本マイクロソフトのWindows Server 2012 R2早期導入プログラムに参画し、Windows Server 2012 R2、System Center 2012 R2、Azure Hyper-V Recovery Managerの早期評価をすすめた結果、中堅だけでなくエンタープライズシステムを対象としたクラウドサービスにも十分に適用可能と確認できたため、より幅広いサービスの提供を目指し、協業に至った。
今回の協業にともなう第1弾の展開として、「さくらの専用サーバ」および「さくらのクラウド」で、Windows Server 2012 R2の提供を開始する。さらに来春には、Windows Server 2012 R2 Hyper-VをベースにしたVPSサービスの提供を予定している。
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