Mozillaは、スペインのバルセロナで23日(現地時間)に開催された「Mobile World Congress」において、「Firefox OS」に対応したスマートフォンの開発者向けリファレンスモデル「Firefox OS Flame」を発表した。
今回発表された開発者向けリファレンスモデルは、CPUにデュアルコアのQualcomm MSM8210 Snapdragon、4.5インチ液晶ディスプレイ(解像度854×480)、256MB~1GBのメモリ、8GBのストレージ、5Mピクセルのインカメラ/2Mピクセルのアウトカメラを搭載し、A-GPS、Micro USBを備えている。
3G UMTS 4 周波数帯対応(850/900/1900/2100)で、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth、NFCにも対応する。バッテリ容量は1800mAh。
高度な処理能力が必要なゲームやアプリのテストも実行可能で、メモリ容量が少ない端末向けのアプリ開発時にはメモリ容量を256MB~1GBの範囲で変更できる。なお、開発者や早期採用者は「Firefox OS Flame」で、日々更新される「Firefox OS」の最新開発版を使える。
このほか、HTML5アプリのパッケージ化が可能な「Cordova」の「Firefox OS」対応にあわせて、モバイルアプリ開発フレームワーク「PhoneGap」が、次期リリースで「Firefox OS」をサポートする。「PhoneGap」の対応によって、最小限の作業で既存の「PhoneGap」アプリを、数時間程度で「Firefox OS」に移植できる。
【関連リンク】
・Mozilla Japan
・「Firefox OS」
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