NTTレゾナントは、クラウド経由で使えるスマートフォン端末リモート検証サービス「Developers AppKitBox」において、ブラウザ上での操作が可能な「Remote TestKit ブラウザ版」の正式提供を22日に開始した。
NTTレゾナント、スマートフォンアプリ/サイトをブラウザ上で検証できる「Developers AppKitBox」の「Remote TestKitブラウザ版」正式版を提供開始
「Remote TestKit ブラウザ版」は、2013年12月からβ版として一部機能・端末などで提供してきたもので、当初は開発者向けに開発時に検証しやすいサービスとしてクライアントソフトウェア版を提供していた。
今回、提供を開始したブラウザ版は、デザイン確認やアプリの受入試験、リリース後のユーザー問い合わせなど開発者以外の利用ニーズの高まりを受け、直感的なインタフェースを搭載したもので、PCに専用ソフトをインストールせず手軽に検証できるため、ソフトウェアの個別インストールが制限されている企業でも利用しやすい。
なお、ADBでの接続などを重視した開発における検証は、引き続きクライアントソフトウェア版で実施が可能となっている。
対応ブラウザは、Chrome、Firefox、Internet Explorer 10以降、Safari。
税別の利用料金は、利用時間制限のない「フラットプラン」が月額50000円~、「年額プラン(チケットプラン)」が年額91800円~、「月額プラン(チケットプラン)」が月額8100円~、時間単位で購入できる「都度購入プラン(チケットプラン)」が900円~。
このほか、「Remote TestKit」のThrift API提供を開始するとともに、クライアントソフトウェア版にオートアップデート機能を追加した。また、これまで他のユーザーが利用中の端末はリストに表示されなかったが、今後はリストに「レンタル中」と表記する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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