Apache Software Foundationは、オープンソースのクラウドインフラストラクチャの最新版「Apache CloudStack 4.4.0」を、7月26日(現地時間)にリリースした。
「Apache CloudStack」は、バーチャルマシン上で大規模なネットワークを展開・管理できるオープンソースのソフトウェアで、可用性やスケーラビリティに優れており、クラウド・コンピューティングによってIaaS(Infrastructure as a Service)を実現する。
最新版では、135のバグフィックス、12の新機能、9の機能改善が加わっており、おもな新機能としては、ルートディスクの容量を変更可能にするとともに、ルートディスクにもストレージ・プラグインを使用できるようにした。また、VMware DRS(Distributed Resource Scheduler)にも対応している。
このほか、Hyper-Vのサポートを改善しており、新たにストレージのライブ・マイグレーション、プライマリストレージのゾーンワイド、VPC(Virtual Private Cloud)のサポートを追加した。さらに、バージョン4.3で導入したVRサービスのモニタリング機能を使って、仮想ルータの障害を検出可能にしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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