米Amazon Web Servicesは、AWS SDK for Java向けの新しいリソース形式のAPIモジュールの提供を、8月28日(現地時間)に開始した。
新しいリソース指向のAPIは、理解しやすく、かつ使いやすさを重視してデザインされており、既存モデルのリクエスト~レスポンスにおける冗長さを排除し、AWSにオブジェクト指向の考え方を取り入れている。
クラスの一部としてサービスのすべてのメソッドを見せる代わりに、リソース形式のAPIは複数のクラスを含んでおり、それぞれのクラスはサービスのリソースとしての性質を持つ。また、それぞれのクラスは、他のリソースと関連付けられたリソースと紐付けする必要がある。
これらの特長を備えた新しいAPIの使用によって、コードをより短く、よりクリーンに、よりわかりやすく書けるようになる。
なお新しいAPIは、「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」「AWS Identity and Access Management(IAM)」「Amazon Glacier」のプレビューモードで利用できる。また、将来的には他のサービスや他のAWS SDKでの提供も予定している。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・「New Resources APIs for the AWS SDK for Java」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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