Googleとコミュニティによって開発が行われている、オープンソースJavaScriptフレームワークの最新版「AngularJS 1.3.0」が、10月14日(現地時間)にリリースされた。
「AngularJS 1.3.0」では、特筆すべき新機能として、一度だけ有効な「One-time bindings」、カスタムモジュールを作成できる「ngAria」、メッセージを取り扱うためのdirectiveである「ngMessages」、boundモデルの振るまいをカスタマイズ可能な「ngModelOptions」、Dependency Annotationのつけ忘れを防げる「Strict DI」が追加されている。
このほか、今回のリリースには400を超えるバグフィックスと、1000近いドキュメントの更新を含んでおり、custom form controlsとanimationsに関連するAPIを、よりわかりやすく、使いやすくした。
さらに、メモリ消費を抑えることで、一般的なDOM処理を高速化するとともに、Angularアプリにおける遅延を全体的に改善するなど、パフォーマンスを大きく向上している。
【関連リンク】
・「AngularJS」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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