米Facebookは、モバイル向けバックエンドサービス(MBaaS)を提供する「Parse」の技術ドキュメントを、日本語化したことを12月1日(現地時間)に発表した。
Parseは、モバイルのネイティブアプリ構築にかかる開発者の負担を軽くするため、サーバーのスケーリングやプッシュ通知の送信など、よく使われるバックエンド機能を数多く提供している。
現在、Parseは500,000本を超えるアプリに使用されており、アジアにおける利用アプリ数は2014年上半期で90%増、Parse利用アプリ数上位15か国のうち、6か国はアジアである。このようなアジア市場での普及を背景に、技術ドキュメントと顧客成功事例を日本語、中国語(簡体字および繁体字)、韓国語、ロシア語にローカライズして提供した。
技術ドキュメントは、iOS、Android、JavaScriptのSDK、サーバサイドの動作をJavaScriptで拡張できる「Cloud Code」、Webホスティングサービスである「Parse Hosting」の解説が公開されている。さらに、カスタマーレビューのコンテンツには、サイバーエージェント、mixi、Wantedlyといった日本企業を含む18社の事例が掲載されている。
【関連リンク】
・Parseの日本語版ドキュメント
・Parse
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