米Mozillaは、Nightly build版および開発者版(アルファ版)のFirefoxで、「Oculus Rift」ヘッドセットを利用可能にするアドオンを、1月15日(現地時間)に「MozVR」サイトでリリースした。
従来、Firefox上でVRを利用するには、VR機能が組み込まれ、専用にビルドされたものを入手する必要があった。今回リリースしたアドオンを使えば、Nightly build版Firefoxに、「Oculus Rift」ヘッドセットの利用に必要なコアWebVR機能を追加できる。
同アドオンは、FirefoxからOculus Rift SDKライブラリへのアクセスを可能にするものであり、ソースコードもGitHub上で公開している。
なお、現状ではマルチプロセスブラウジング(e10s)ではWebVR機能は動作しないため、WebVRコンテンツを閲覧するには、非e10sウィンドウで開く必要がある。非e10sウィンドウは、「File」メニューの「New Non-e10s Window」で開ける。
このほか、「MozVR」サイトをリニューアルし、Web開発者向けのリソースや、各種デモを追加している。
【関連リンク】
・Mozilla Japan
・「MozVR」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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