CA Technologiesは、アプリケーションのテストを効率化する「CA Service Virtualization 8.0.1」と、継続的デリバリを実現する「CA Release Automation 5.5」の提供を、2月3日に開始する。
CA Technologies、アプリケーションテストを効率化する「CA Service Virtualization 8.0.1」と、継続型デリバリを実現する「CA Release Automation 5.5」を発表
「CA Service Virtualization」は、アプリケーションの機能テストと負荷テストに加えて、テスト対象のアプリケーションが連携するシステムやサービスの振る舞いをシミュレーションするソリューション。シミュレータ(仮想サービス)の使用によって、問題が発生しやすい結合テストの生産性を高められる。
最新の「CA Service Virtualization 8.0.1」では、リクエストデータとレスポンスデータの形式が不明でも、仮想サービスの作成が可能な特許技術「オパークデータ・プロセッシング」(不明瞭データ処理)を搭載しており、リクエストと対応するレスポンスを記録し、相関関係からメッセージ構造を推察して、現実のシステムにより近い仮想サービスを作成できる。
また、作成した仮想サービスを、実システムからの新たなレスポンスや更新されたレスポンスを受け取って、自動的に更新する「学習モード」を備えるとともに、モバイルアプリケーションのテスト機能として、モバイルアプリケーションを探索してテストケースを作成する「ボイジャー機能」や、モバイルデバイスやシミュレータ、エミュレータをローカルネットワーク内でグループ化してテスト可能な「モバイル・テスト・ラボ」を備えている。
「CA Release Automation」は、アプリケーションの開発から運用のライフサイクル全体にわたって、複数層から構成されるWebシステムやクラウド環境に対して、配布作業フローの設計、テスト、実行を行うための包括的なソリューション。アプリケーションの市場投入期間の短縮や、アプリケーション配布に関する品質の向上、人的エラーやコストの削減を実現する。
「CA Release Automation 5.5」では、アプリケーションの配布ロジックを作成して、複数のアプリケーションで共有できる「共有コンポーネント」機能や、アプリケーションのリリース前にサーバ基盤の自動構成を可能にし、多様な基盤とアプリケーションの構成と配布を実現する「構成管理ツール」との連携機能を備えている。
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