解説
RGBは、光で色を表現する方法の一つです。加法混合と呼ばれる方法で、赤い光、緑の光、青い光を使い、さまざまな色を表現します。
各色は、色の強さを持ちます。すべての色の光の強さが最小の場合は黒、すべての色の光が最大の場合は白に見えます。すべての色の強さが同じ場合、光の強さで、黒、灰、白を段階的に表現できます。
また、各色の強さを変えて合成すれば、さまざまな色になります。例えば、赤と青を合成すれば紫になります。赤と青の強さを変えれば、赤よりの紫、青よりの紫などを表現可能です。
コンピューターの画面では、赤、緑、青の発光素子など1セットで1ドットを表現することが多いです。プログラムで色を表現する際は、この赤、緑、青の色の強さを設定します。その他の色表現の方法もありますが、それはのちほど語ります。
サンプル
文字の色を変えて表示するコードを、JavaScriptで簡単に書いてみます。
<html> <head> <title>「RGB」のサンプル</title> </head> <body> <pre><script type="text/javascript"> for (var r = 32; r < 256; r += 64) { for (var g = 32; g < 256; g += 64) { for (var b = 32; b < 256; b += 64) { var col = "rgb(" + r + "," + g + "," + b + ")"; var style = "color: " + col; var s = (col + " ").substr(0, 17); document.write( '<span style="' + style + '">■' + s+ '</span> ' ); } document.writeln(""); } } </script></pre> </body> </html>